二十四節気「小雪」 冬の花が出荷時期に/岩手・盛岡市
2019年11月22日 12:00 更新
22日は二十四節気の「小雪」です。雪が舞い始め冬の訪れを感じる頃とされています。岩手県盛岡市の農園では、寒さの中で育つ花の出荷時期を迎えています。
22日の最低気温は、県内アメダス36観測地点のうち24か所で氷点下を記録し、12月上旬から中旬並みの気温のところが多くなりました。こうした中、盛岡市三本柳のサン農園では、冬の時期に花を咲かせるシクラメンとポインセチアが出荷の時期を迎えています。赤や白、ピンクと色とりどりの花はハウスで育てられていますが、ハウスの温度は10度から12度と、ほかの花を育てるよりも低くすることで厳しい寒さの岩手でも育つよう温度管理をしています。シクラメンとポインセチアは、クリスマスや年末年始を控えた来月上旬に出荷のピークを迎えます。