全観測地点で氷点下の冷え込み/岩手
2019年11月29日 12:00 更新
29日朝の岩手県内はすべての観測地点で最低気温が氷点下を記録する厳しい冷え込みとなりました。日中も気温は上がらず、平年を下回る見込みです。
上空に強い寒気が流れ込んだ影響で全国的に冷え込んだ29日朝は、県内でも厳しい寒さとなりました。宮古市区界では氷点下10度と、県内の最低気温としては今シーズン初めて2桁の氷点下を観測しました。そのほか遠野では11月の観測史上最低の氷点下9.1度となるなど、県内36の観測地点すべてで氷点下を記録しました。氷点下5.3度とこちらも今シーズン一番の冷え込みとなった盛岡では、厚手の上着にマフラーや手ぶくろで防寒した人たちが、足早に職場や学校に向かっていました。29日は日中の気温も平年を4度から6度ほど下回る見込みで、夜には内陸や沿岸の山沿いでも雪が降りそうです。