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チリ地震津波60年 新型コロナで一か月遅れの慰霊祭/岩手・大船渡市

 2020年06月24日 18:55 更新

全国で142人が犠牲になったチリ地震津波の発生から、先月24日で60年を迎えました。岩手県内で最も犠牲者が多かった大船渡市では、月命日の24日、津波で命を落とした人たちを追悼する慰霊祭が行われました。

大船渡市内の高台にある加茂神社で行われた慰霊祭には、遺族や当時を知る市民などおよそ50人が参列しました。今から60年前の1960年5月24日。前の日に南米チリで起きた大地震によって発生した津波が太平洋を渡り、23時間後に日本に到達しました。全国で142人が犠牲になり、県内では大船渡市で53人と最も多くの犠牲者を出しました。

(米谷春夫さん追悼の言葉)
「本当にチリ地震津波というのは忘れがたい天災であります」

追悼の言葉を述べた大船渡市の米谷春夫さん(73)。当時、中学1年生だった米谷さんは、津波で叔母やいとこら親戚3人を失いました。

(津波で親戚を失った米谷春夫さん)
「沿岸に住む限りは津波は覚悟しておかなければいけない。覚悟したうえで準備を怠らない」

慰霊祭はちょうど60年を迎える先月24日に行う予定でしたが、新型コロナウイルスの影響により1か月延期になりました。境内にはチリ地震津波の教訓を伝え、津波の襲来を市民に知らせるために発生の翌年に建てられた「津波警報塔」があります。24日は警報塔の前に移設された、建立の由来を刻んだ説明板の除幕式も行われました。慰霊祭は10年ごとに行われてきましたが、当時を知る人が高齢になり、市民からは記憶の風化を心配する声が聞かれました。

(加茂神社責任役員・漉磯義郎さん)
「今年一回きりでは忘れ去られると思う。できれば毎年大きくなくても縮小でも続けていきたい。それによって風化を避けたい」

参列した人たちは津波による犠牲者が出ないよう、防災の心構えを改めて心に誓っていました。

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[2020/07/07 放送予定]

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