日銀短観 3期連続で改善/岩手
2021年04月05日 12:00 更新
日本銀行による岩手県内企業の短期経済観測調査=「短観」が発表され、景況感を示す業況判断指数は3期連続で改善しました。
日本銀行盛岡事務所によりますと、3か月ごとに発表している短観の結果、「景気が良い」と答えた企業の比率から「悪い」と答えた企業の比率を引いた値=「業況判断指数」は、前回12月の調査から10ポイント上がり、マイナス4ポイントで3期連続の改善となりました。
一方で新型コロナウイルスの感染の再拡大やGoTo関連施策の停止で、宿泊業や飲食業では厳しい状況が続いています。
先行きについて日銀は、新型コロナウイルスによる不透明感や復興需要の減少から全業種でマイナス17ポイントと予測しています。