新型コロナ クラスターの教育保育施設関連で新たに1人感染確認/岩手
2021年04月05日 19:00 更新
岩手県と盛岡市は5日、新たに1人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表しました。クラスターが発生した盛岡市の教育保育施設の関連です。
新たに感染が確認されたのは、県内の医療機関に勤務する盛岡市の20代看護師の男性です。重症ではありません。
男性は盛岡市の教育保育施設で発生したクラスターの関連です。先月29日に、この施設に通う子どもの保護者で親子で感染が確認された20代の男性と、県内の飲食店で会食していました。盛岡市は男性が勤務する医療機関の職員や患者などおよそ60人に検査を行う予定です。
教育保育施設関連の感染確認は48人となりました。
県内では先月末から今月にかけ、複数のクラスターが確認されていますが、接触者の特定について県は次のような認識を示しました。
(県医療政策室・三浦節夫感染症課長)
「(クラスターに関する)接触者と濃厚接触者については、ある程度囲いこみができた状態になりました。今回は人数が多いので、濃厚接触者にあたる方の人数が多いのでしっかり健康観察を継続していく」
県内の患者は累計705人となりました。
東北地方の感染確認の状況です。「まん延防止等重点措置」が適用された宮城県は5日、55人の感染が確認されました。福島県では新たに29人、山形県では19人、青森県は6人で、秋田県の感染確認はありませんでした。