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分娩業務の継続へ 釜石市長が医大理事長に要望/岩手

 2021年04月22日 18:55 更新

先月、岩手県医療局が県立釜石病院での分娩を9月いっぱいで休止する方針を示しました。これを受けて21日、釜石市の野田武則市長らが、岩手医大の小川彰理事長に産婦人科の分娩業務の継続を要望しました。

釜石病院と岩手医大の関係を見ると、釜石病院の産婦人科は現在、県立大船渡病院から産科医の応援を受け入れて、普通分娩を行っています。実はこの大船渡病院からの医師は、岩手医大から派遣されているのです。
 
つまり、岩手医大が医師を派遣できるかどうかが、分娩の再開に向けたポイントになるのです。

21日、分娩継続の要望を受けた岩手医大の小川理事長は、休止は一時的なものだとして再開の可能性に言及しました。

盛岡市内で21日、非公開で行われた懇談には、釜石市の野田市長と大槌町の平野公三町長らが出席しました。この中で小川理事長は分娩の休止について、「当分の間である」との考えを示し、医師の確保にめどが立てば再開は可能との認識を示したということです。

(釜石市・野田武則市長)
「釜石で分娩ができなくなるということが、継続的にそういう状況になるのか心配していた。そうではなく当分の間、辛抱していただきたいと。その後は改善の道に取り組むということだったと」

野田市長は「安心した」と話す一方で、「分娩が出来ない間、地域として何ができるか力を入れていきたい」と話しました。

釜石市が産前産後の母親たちをサポートするため開催しているサロンでは、母親たちから安心して子どもを産める環境を求める声が聞かれました。

「大船渡の先生が来たりとか、そうじゃなくて釜石病院は釜石病院の先生がやってくれると、妊婦さんたちも安心」
「人(医師)はいないというのも、(分娩中止の)理由なんだと思うが、それだとますます子供を産みづらい環境になってしまう」

釜石市から委託を受けサポート事業を行うNPO法人の代表は、「子育て世代の声にもっと耳を傾けてほしい」と訴えます。

(NPO法人まんまるママいわて・佐藤美代子代表)
「病院が離れるのがしょうがないのであれば、(出産の)その前とその後のケアをどうするのか、産前産後のサポートをもっと手厚くすることで、もうちょっと安心して産める環境に近づくと思う。言葉だけじゃなくしっかりそこを把握し検討して、ケアにつなげて行ってほしいと思っている」

釜石病院での分娩休止について佐藤代表は、「遠距離の通院を強いられるお母さんたちは本当に大変。少子化がさらに進む可能性がある」と懸念しています。

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[2021/05/06 放送予定]

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