「大きくなあれ」園児が中津川にヤマメの稚魚放流/岩手・盛岡市
盛岡市は市民や釣りファンにレジャーの場として親しんでもらおうと、2007年から毎年、中津川にヤマメやアユの稚魚を放流しています。9日は川に架かる「上の橋」の下流の河川敷で、近くの桜幼稚園の年長園児らがヤマメの稚魚1500匹を川に放しました。雪解け水の流れ込みが落ち着き、これから川はヤマメ釣りのベストシーズンを迎えます。小判状の模様の入った生後5か月の稚魚は体長が約7センチで、釣りの対象となる13センチ以上に育つには2年ほどかかります。盛岡市は9日、全部で8500匹のヤマメの稚魚を中津川に放流し、来週にはアユの稚魚も放流することにしています。