野党3党、知事の後援会仲介し政策協定締結へ 参院選/岩手
立憲民主・共産・社民の県組織の代表者が9日、盛岡市内で夏の参院選での野党共闘のあり方を協議しました。会合では岩手選挙区に立候補を表明している立憲民主党の現職・木戸口英司氏との政策協定について、木戸口氏の推薦を決めている達増知事の後援会を橋渡し役として、それぞれの県組織と協定を結ぶことを決めました。
このことについて立憲民主党県連の佐々木順一幹事長は「党本部から野党系の市民団体『市民連合』を仲介して政策協定を結ぶ基本方針が示されたため」としていて、「市民連合の県内組織がない岩手ではそれに近い枠組みとして、野党結集の象徴でもある達増知事の後援会が妥当」と説明しました。共通政策は7項目で、新型コロナウイルス対策や東日本大震災からの復興への切れ目のない支援、それに自公政権からの転換を目指すことなどが盛り込まれます。
参院選岩手選挙区には、自民党の新人・広瀬めぐみ氏も立候補を表明しています。